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【これだけは覚えておこう!】代表的な折り方の折り方10種類を紹介
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
カラクリジャパンでは日本の伝統文化を日々発信しています。今日はその伝統文化のひとつ、折り紙の折り方を紹介していきます。
折り紙1枚あれば様々なものが作れる!
日本では200年以上前から折られていたという折り紙。
折り紙があればモノや動物、人間まで本当に様々なものを折ることができます。
折り紙の折り方には基本的な折り方というものがあります。そしてその基本的な折り方を覚えることで、上手に作品を折ることができるようになります。
なのでこの記事では折り紙の基本的な折り方の中から、代表的な10種類もの折り方を紹介していきます!
カラクリジャパンでも折り方の解説時によく使うので、ぜひ覚えてください!
10種類の代表的な折り紙の折り方
それでは1ずつ紹介していきます。動画を見るとさらに分かりやすく解説されているのでぜひご覧ください!
1.「中割り折り」
▲まず折り筋をつけて、表と裏の紙の間に、角を割り入れるように折ることを中割り折りと言います。
2.「かぶせ折り」
▲先ほどの中割り折りとは逆に、角の先端を裏返してかぶせるように折ります。
ある程度紙を開かなければきれいに折れないため、作品によっては非常に難しい折り方になります。
3.「段折り」
▲谷折りと山折りを段になるように平行に折ります。
4.「かぶせ段折り」
▲3.の段折りで折り筋をつけた状態からスタートして、一度開いて段折りをして、また閉じます。
かぶせ折りを2回繰り返した状態とも言えます。
5.正方基本形
これ以降の折り方は正方基本形という形からスタートします。まずはその正方基本形の折り方から紹介します。
▲まず色をついた面を上にして、対角線で折り筋をつけます。次に裏返して、縦横に折り筋をつけます。
▲対角線に折ります。
▲広げると、先につけた折り筋で勝手に畳めます。裏も同様に折れば正方基本形の完成です。
「広げてつぶすように折る」と表現される折り方を3つ紹介
ここから「広げてつぶすように折る」と表現される折り方を3つ紹介します。
「広げてつぶすように折る」その1
▲中心線に合わせて折り筋をつけます。
▲そして下から広げて、つぶすように折ります。
「広げてつぶすように折る」その2
▲今度は下から、中心線に合わせて両側に折り筋をつけます。そして、つけた折り筋の、端と端を結ぶ線で折り筋をつけます。
▲一番表側の一枚を、下から広げてつぶすように折ります。下の部分はつけた折り筋で勝手に畳めます。上の部分は谷折りを山折りに直して折ります。
「広げてつぶすように折る」その3
▲「広げてつぶすように折る」その1からスタートして、下側に中心線に合わせて折り筋をつけます。
表の一枚の下に指を入れて、下側はつけた折り筋に従って、上側はつけた折り筋の端と中心線を結ぶ線で折り畳みます。上側は折り目がついていないので注意してください。
▲このように折ることができます。
9.「引き寄せ折り」
▲広げてつぶすように折るその1からスタートします。下側に中心線に合わせて折り筋をつけます。
紙を広げながら折り筋に合わせて折って、勝手に上がってきた部分を引き寄せるように折ります。
これも上側は折り目がついていないので、注意して折りましょう。
10.「沈め折り」
▲てっぺんに折り筋をつけます。
▲一旦広げて、つけた折り筋が正方形になっていることを確認します。その正方形の折り筋を、すべて山折りになるようにつけ直します。
次に、その正方形の中の対角線の折り筋を、谷折りに直します。そのまま、畳んでいきます。
▲これで、てっぺんが沈んでいるように折れました。
以上が10種類の代表的な折り方です。
どの折り方にも共通するのは折り筋を丁寧につけること。折り筋が作品の出来を決めると言ってもいいでしょう。
今回紹介した折り方は、カラクリジャパンで作品の折り方を紹介する際によく使います。なのでこの10種類の折り方をしっかりマスターしておきましょう。
カラクリジャパンでは様々な折り紙の折り方を紹介しています!折り紙は日本の伝統文化の中でも気軽にチャレンジできるのものの一つ。
ぜひチャレンジしてみてください!
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