アーティスト西本賢さんによる文字色書道作品 – 「月」 –
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!今回は色文字書道の作品の紹介です!
書いてくれるのはカラクリジャパンでもおなじみ、西本賢さんです!いやー、今回も素晴らしい作品になりましたよ!ぜひご覧ください!
書道家であり音楽家でもある西本賢さん
カラクリジャパンでは色文字書道講師として、いつも素晴らしい作品を描いている西本さん。
そんな西本さんにはもうひとつの顔があります。それは音楽家。西本さんはさまざまなユニットでギタリストとして活躍しています。
書道家でありギタリストでもある西本賢さん。まさにアーティストと呼ぶべき存在ですね。
引用:http://www.suyo.info/chachacha.html
そんな西本さんが描く色文字書道の作品は芸術的、且つ斬新。見る人に「こんな表現方法もあるのか」と思わせるような作品をいつも描きます。
そしてもちろん、今回もとても素晴らしい作品になりました。ぜひみなさんにご覧になってほしいです。
今回西本さんが描いた文字は「月」。英語でMoon(ムーン)ですね。
それではまずは西本さんの作品を紹介していきます!
アーティスト西本賢さんが描く「月」
こちらでも紹介していきますが、動画では西本さんがどう描いてるかがさらに詳しく見ることができます。ぜひご覧ください!
▲まずは紙の下の方に青や緑を塗る西本さん。でも「月」という文字はどこにも書いていません。この青は一体何を表しているんでしょうか?
▲「月」の文字を上に描きました。いつもなら紙いっぱいに美しい文字を描く西本さんですが、今回は紙の端にちょこんと描いただけ。これは月の形を表してるように見えます。ということは作品下の青は海を表してるのでしょうか。遊び心が感じられますね!
▲さらに作品に手を加える西本さん。月が空に浮かんでいるように見えます。作品下の青に少しの黄色が描かれているのは、月の光が海に反射しているのを表しているようです。
▲色を加えてどんどん芸術的要素が強くなっていきます。書道というより一枚の「絵」を見ているよう。アーティスト西本さんならではの作品です。
▲完成がこちら!まさに芸術!色が乾いてさらに作品に味が出ました!今回はいつもとは違った感じの作品になりましたね。
それでは西本さんご本人の解説を見てみましょう。
月ってきれいですよね。
真っ暗闇の中、一人ぽつーんとピカーっと輝いている。
でも本当は太陽の光を受けて反射しているだけっていう話なんですけど、
どうしても僕から見ると月が自分からぐーっと力強く輝いているように見えて仕方ないんで
す。
その力強い感じをここに表現してみました。
今回ですね、工夫したポイントが実は一個ありまして、
月を描こうとしたときにやっぱり黄色を乗せてみたんですね。
でも黄色を乗せてもなぜかこう月っぽいリアリティが出ないんです。
で、そこでやったのがですね、黄色とは真逆の濃ゆい色を入れてみるということなんです。
今回は、濃ゆい藍の色を入れてみました。
すると、ちょんちょんちょんちょんと端から徐々に入れていって、
ある瞬間にピカーっと、こう、月になったんですね。
そう、そんな感じでこう、どうしてもリアリティがないなと感じられる場合は、
その色と真逆の色を端から徐々に入れていってみると、いいかもしれないです。
作品下に描いた海は、月の黄色をより際立たせるためのものだったそうです。アーティスト西本さんならではの発想。素晴らしいです!
今回の作品は書道というよりひとつの絵画を見ているかのような作品でしたね。今回も本当に素晴らしい作品でした!
西本さん、ありがとうございました!
色文字書道は道具さえ揃えばどんな方でもできます。そして色文字書道に正解はありません!自分が描いた作品は世界にたった一つだけの作品です!
みなさんもぜひ自分だけの作品を描いてみてはいかがでしょうか!?
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