縁起が良い!宝船の折り紙の折り方講座
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
今回は日本の伝統文化である折り紙の折り方の紹介です。
手軽に触れることができる日本の伝統文化・折り紙
日本の伝統文化といえばさまざまなものがあります。例えば、茶道・日本舞踊・陶芸・着付けなど。他にも数え切れないほどの伝統文化があります。
日本の伝統文化の特徴、それは繊細さと美しさ。
世界で評価されている日本文化の多くはそういった特徴があります。
しかし、だからこそ固苦しいというイメージも持たれています。難しそうに見えるので海外の方は手がでにくいんですね。
しかし!カラクリジャパンで紹介する伝統文化は誰でも手軽に挑戦できるものばかりです!
そのひとつが折り紙!折り紙も昔から多くの人達に楽しまれてきた文化のひとつです。
折り紙は簡単にできるにも関わらず、紙1枚でさまざまなものを作ることができます。
海外の方も、ぜひこの機会に日本の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか?
宝船とは?
宝船(たからぶね)とは、七福神が乗る宝物を積み込んだ帆船、または、その様子を描いた図のこと。新年をあらわす季語でもある。
宝船には珊瑚・金銀・宝石など、様々な宝物が積み込まれているという。そのため宝船はおめでたい船とされ、この船に七福神が乗っている様子をかたどった置物などが縁起物として親しまれている。その帆には「獏」の字が書かれることもある。
宝船は日本に昔から伝わる、神話に登場する船です。
神話では、七福神と呼ばれる7人の神が宝船に乗っていて、宝を運んでいます。その姿から縁起の良いものとして新年のCMなどによく使われています。
宝船が描かれている絵には、これまた日本で縁起の良いものとされる富士山や鶴もよく一緒に描かれます。もう見ただけで良いことが起こりそう・・・
ちなみに宝船は英語でTreasure ship(トレジャーシップ)。英語に訳しても縁起が良さそうですね!
それでは宝船の折り方を紹介していきます!
宝船の折り紙の折り方
こちらでも紹介しますが、動画ではさらに分かりやすく解説しています。ぜひそちらもご覧ください!
1. 対角線上に折り筋をつけ、次に半分に折り筋をつける
▲まず対角線上に折り筋をつけ、その後半分に折り筋をつけます。折り筋が作品の完成度を左右するので、しっかりと折っていきましょう!
2. 4つの角を中心線に合わせて折る
▲できた折り筋を使って中心線に合わせて折っていきます。きれいな四角形になるように折っていきましょう!
3. 裏返して4つの角を中心線に合わせて折り筋をつける
▲裏返して同じ要領で中心線に合わせて折り筋をつけていきます。折るのではなく折り筋をつけるだけなので注意してくださいね!
4.裏返して中心線に合わせて折り、広げてつぶすように折る
▲再度裏返して、中心線に合わせて長方形になるよう折っていきます。そして今度は広げてつぶすように折ります。
▲このような形になれば大丈夫です!
5.裏返してさらに中心線に合わせて折る
▲裏返してさらに中心線に合わせて折ります。ここはちょっと器用さが求められます。きれいに折っていきましょう!
6.裏返して中心から広げてつぶすように折る
▲裏返して中心から広げてつぶすように折っていきます。画像のように折ってください!だんだん宝船に近づいてきましたよ!
7.左右の紙をひっぱって広げる
▲左右の紙を横にひっぱって広げていきます。ここで注意!破かないようにそーっとひっぱってください!
8.裏返して4か所折る
▲裏返して上下合わせて4か所折っていきます。もう少しですよ!
9.右側を2回折る
▲まずこのように折り紙の色を合わせるように折っていきます!
▲画像のようにさらに細くなるように折っていきましょう!
10.色の境目と頂点を結ぶ線で折る
▲色の境目と頂点を結ぶ線で細くなるように折っていきます。船の先端の方ですね。もうすぐ完成ですよ!
11.半分に折り、左右を引っ張って上を向くように紙を引き出す
▲ここが最大の難関!半分に折り、その後左右を引っ張って、折り紙が上に向くように紙を引きだします。
最後に先端を軽くかぶせ折りして完成!
宝船の完成!
これで宝船の完成です!しっかりと再現されてますね。あの宝船さえも折り紙でできちゃうなんてすごい!さすが日本の伝統文化だけあります。
飾っておくだけでなんだか縁起の良いことが起きそうな気がしますね!
今回は宝船でした!ぜひみなさんも作ってみてください!
いかがだったでしょうか?カラクリジャパンでは他にもさまざまな折り紙の折り方の紹介をしています。
折り紙1枚あればなんでも作れちゃいますよ!ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか!?
それでは!
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