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ものすごい迫力!筆ペン書道 – 風林火山-意味と書き方を紹介!
こんにちは!世之介です!今回は筆ペン書道家・マリアさんに「風林火山」という文字を書いてもらいます!
風林火山の意味
みなさん、風林火山という言葉の意味を知ってますか?
風林火山(ふうりんかざん)は、甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物(軍旗)に記されたとされている
「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」
(疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し)の通称である。
「風林火山」は、武田信玄という日本に実在していた武将の旗に書いてあった言葉だそうです。
ちなみに、風林火山という言葉の漢字一文字ひともじには、しっかりと意味が込められています。
分かりやすく言うと、
風のように速く
林のように静かに
そして火のように激しく
山のようにどっしりとして動かない
という意味だそうです。まさに戦が起こっていた戦国時代にぴったりの言葉ですね!
ちなみに英語で言うとWind, Forest ,Fire,and Mountainだそうです。そのままなかんじ。
戦国武将・武田信玄ってどんな人?
そもそも、武田信玄ってどんな方なんでしょうか?
ざっくりいうと、武田信玄は日本でも有名な戦国武将のひとりです。
今でいう、日本の東海地方などで勢力を伸ばした武将で、その伝説は今でも語り継がれているほどです。最近では武田信玄が主役のドラマが放送されたりもしました。
日本を代表する武将・武田信玄が軍旗に掲げた、戦いにおける4つの心構えの名称が、風林火山なのです。
旗の文字にはしっかりと「風」「林」「火」「山」と書かれていますね。このような旗をじっさいに武田信玄が持っていたといいます。かっこいいですね!
それにしても漢字がこれだけ並ぶとすごい迫力。ぼくが武将ならこの旗見ただけで逃げてしまいそう・・・。
それでは!迫力あるこの「風林火山」という言葉、マリアさんはどんな作品に仕上げていくのでしょうか!?
筆ペン書道家・マリアさんによる「風林火山」
こちらでも書き方を紹介していきますが、動画だとさらに詳しく見ることができます。ぜひご覧ください!
▲まず最初に「風」の文字。スッスッと書いていきます!毎回思いますが、マリアさんの筆ペンの使い方がとても美しい!
▲続いて「林」の文字。力強い「風」の文字とは違って、今度は静寂さのようなものを感じます。
そしてこの林を書くペン使いも美しいです!ぜひ動画で見てもらいたい!
▲続いて「火」。火から感じる力強さが伝わってきますね!文字一つひとつにメリハリがあります。
▲最後にバシッと「山」の文字。作品のシメにふさわしい迫力!
マリアさんの書く「風林火山」の完成!
マリアさんの書く「風林火山」の完成です!すごい!
一文字ひともじにメリハリがあって、それぞれに存在感があります。けれども、どの文字も他の文字を邪魔しない。作品全体にバランスの良さを感じます。
個人的には最後の「山」の文字がたまりません!すごい迫力!
それではマリアさんご本人の解説を見てみましょう!
マリアさんご本人の解説
私がもしその旗に書くのならばどんな風に書くのだろうということを考えて
文字一つひとつの 意味を考えながら書いてみました。あと4つの調和も考えました。
その辺り気を付けて書いてみてください。
なるほど!確かに文字一文字ひともじから特徴を感じます。迫力のある文字だったり美しさがあったり。
そして調和の良さも素晴らしいですね!
マリアさん、今回も素晴らしい作品でした!ありがとうございました!
カラクリジャパンではマリアさんの他の作品も見ることができます。どの作品も素晴らしいので是非ご覧ください!
そして、筆ペン書道は紙と筆ペンがあれば誰でもできます!ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね!
それでは!
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