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色文字書道家が描く「酒」
こんにちは!KARAKURIJAPANライター世之介です!
今日は色文字書道の作品の紹介!KARAKURIJAPANでおなじみ色文字書道家・西本さんに書いてもらいます!
書道と色文字書道の違い
突然ですが、書道と色文字書道の違いってなんだと思いますか?
もちろん見ての通り色がついてるか、ついてないかの違いなんですが、その言葉だけでは表しきれません!
色文字書道には書道と違ってアートの要素が含まれています!
例えば画像のような文字である「美」。書道は文字でしか言葉を表せませんが、色文字書道は色と書道の両方で表現することができます!
この文字も「美」という言葉からイメージされた色を使って作品を描いていますよね。色鮮やかで綺麗!
このように、表現の幅がとても広いのが色文字書道の特徴なんです!
色文字書道家・西本さんが書く「酒」
今回西本さんは「酒」という文字を色文字書道で描きます!
さあ!色文字書道家・西本さんは「酒」をどんな色を使って、どのように描いていくのでしょうか!?
色文字書道家が描く「酒」
それでは紹介していきます!動画だとさらに詳しく説明しているのでぜひご覧ください!
▲まずは水で下書きを書きます。ん?ちょっと変わった文字。これは小篆(しょうてん)と呼ばれる古代文字に分類される文字です。普通の文字より味があって良いですね。
そしてなんだか可愛さがあります!にっこりと笑っている感じがしますが・・・
▲ここから少しずつ色が塗られていきます。紫が多めです。
そして見てください!目が描かれて、にっこりと笑った表情をしています。やっぱり顔だったんですね!
いつも作品に遊び心をこめる西本さんですが今回も同じようです。素敵!
▲さまざまな色が塗られていきます。さんずいを表した川の文字がきれいですね。本当に川が流れているみたい!
酒つぼの表情も豊かになった感じがしてなんだかほほえましく思えます!
色文字書道家・西本さんの「酒」が完成!
西本さん、今回も素晴らしいです!
文字「に表情が描かれていて、にっこりとした笑顔でこちらを見ています。可愛い!顔がほてっていてお酒に酔ってるみたいです。
左のさんずいも青を中心に色鮮やかに塗られていてきれい!
色文字書道家・西本さんご本人の解説
今回は「酒」と書かせていただきました。
今回少しいつもと違うのはですね、この酒の文字の雰囲気をですね、昔の文字で書いてみました。
昔の文字で、「金文」と言われる文字でして金はお金の金ですね、金に文で「金文」と言われる、まあ昔の字なんですけど、どちらかというと象形文字に近いようなイメージです。(正しくは金文ではなく小篆)
この「さんずい」の部分ですね。
まあ「さんずい」は水のことを表すと思うんですけど、まさにまあ「水」。川が流れているその水を表した形になってまして。
あとこちらの左はですね、もともとはおそらく徳利じゃないかなと思われます。
で、僕は今回この徳利を顔のように書いてみたんですけど、
この徳利、「酒くん」ですね、僕は「酒くん」と呼んでいるんです。
この酒くんが赤ら顔でこっちに来るわけです。
「今日は飲んでもいいよ!」みたいな感じです。
すごくこう、今日はお酒を飲むことを許してくれるような、そんな感じのやさしい酒くんでした。
酒くん、可愛いですね!(笑)西本さんの優しさがそのまま作品に表れたようなかんじがします。
いやぁ!今回もとても素晴らしい作品でした!西本さん、ありがとうございました!
KARAKURIJAPANでは西本さんのほかの作品もたくさん見ることができます!どの作品も素晴らしいのでぜひ見てみてください!
それでは!
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