目次
美しい!筆ペン書道作品-「森羅万象」-意味や使い方、書き方を動画で紹介
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
今日紹介する作品は筆ペン書道で「森羅万象」です。英語で「All nature(オールネイチャー)」。「森羅万象」という言葉を聞くと、なんだか壮大なイメージをしてしまいますね。しかも筆ペンで書くと画数が多くてすごく難しそう。
ちなみにこの言葉の意味は知っていますか?普段使う機会の少ない言葉だと思うので、ちゃんとした意味を知らない方も多いのではないでしょうか?
今日はそんな「森羅万象」の意味や書き方などについて紹介していきます。
森羅万象の意味は?
それではまず森羅万象の意味について紹介します!
宇宙に存在する一切のもの。「森羅」は樹木が限りなく茂り並ぶことであり、「万象」は万物やあらゆる現象。なお、「宇宙」はあらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がり、および宇宙空間を指す。
森羅万象とはこの世に存在するすべてのもの、という意味なんですね。「すべてのもの」とはモノに限らず現象なども含むそうです。イメージ以上に壮大な意味。なるほど、これはなかなか日常生活で使わないわけですね。むしろどんな時に使うんでしょう?
ってことで調べてみました!そしたら分かりやすくとても素敵な例がありましたよ。「これが『森羅万象』の使い方か!」と。
ということで森羅万象の使い方の例を紹介します!
「森羅万象」の使い方
『森羅万象すべて教訓(しんらばんしょうすべてきょうくん)』
人が毎日の生活の中で遭遇している全ての出来事は、森羅万象であり、それぞれに学ぶものがある。したがって、たとえ、悲しみなどの出来事があっても、それは自分に対して与えられたよき教訓として受け止め、日々前向きに生きてゆくのが大切
引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1342667853
「森羅万象すべて教訓」
どうですか?「森羅万象」がとても良い言葉に見えてきませんか?
この言葉はあるお坊さんが言った言葉なんだそうです。
「森羅万象すべて教訓」、目の前で起こることすべてに意味がある。うーん、とても素敵な考え方ですね!そうやっていろんなことを受け止めていけば立派な人間になれそう。うん、これから森羅万象すべて教訓にして生きていこう。
それではこの言葉を筆ペン書道で書いてみましょう!書いてくれるのはカラクリジャパンでもおなじみ、筆ペン書道家・マリアさんです!
筆ペンで書くとかなり難しそうですが、マリアさんは一体どのように書くのでしょうか!?
筆ペン書道家・マリアさんの「森羅万象」の書き方の紹介
こちらでも書き方を紹介していきますが、ぜひ動画をご覧ください!動画だとさらに詳しく書き方を見ることができます。
▲まずは「森」。四文字書くというだけあって紙に対して小さめに書いていくマリアさん。文字のバランスがとても難しそう!
▲続いて「羅」の文字。画数が多く、尚且つ小さく書いた「羅」。それなのにとても美しい一文字!マリアさん、さすがです!
▲「万」も達筆にスッスッと書いていきます。太い線と細い線の強弱が良いですね!
▲最後に「象」の文字。「森羅万象」のしめの右払いを太く力強く書きあげました!
そして言葉の下にはローマ字で「SHINRABANSYOU」の文字。いいですね!作品がより芸術的になりました。
それではマリアさんはどんなことを意識して書かれたのでしょうか?ご本人の解説を聞いてみましょう!
筆ペン書道家・マリアさんご本人の解説
森羅万象はこの世にある、あらゆるものを表す言葉になるんですけど
漢字で表そうと思ったらなんかすごく難しいなと思ってしまって、
幅をとって平べったく書こうと思って平べったく書いてみました。
伸ばすところを伸ばしたら縦よりも横の方が大きく見えるようになるので
スペースも空けつつ横の線も大きく書けると思います。
四文字もあって、しかも画数の多い漢字がある中、しっかりと書き上げたマリアさん。いやぁ、さすがです!言葉の迫力に負けないほど素晴らしい作品でした!
マリアさん、今回もありがとうございました!
カラクリジャパンではマリアさんの他の作品も紹介しています。どの作品も素晴らしいのでぜひご覧ください!
そして筆ペン書道は紙と筆ペンがあればどなたでも行うことができます。書道よりもずっと手軽に行うことができますよ!
ぜひみなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?