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人間の普遍的な喜び-「モノづくり」の楽しさ-
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
カラクリジャパンでは日々折り紙の折り方や書道の書き方について紹介しています。
それぞれジャンルは異なりますが、何かを「作り上げていく」という点ではどのジャンルも共通していますね。
今回はそんな「モノづくり」についてのお話を書いていきたいと思います。
「モノづくり」で感じる普遍的な喜び
突然ですが、今この記事を読んでる皆さんに質問です。皆さんには趣味や「これが好き!」と言えるものはありますか?
趣味にも数え切れないほどありますが、スポーツや料理、DIY、写真、音楽鑑賞など様々ありますね。
ですが、多くの趣味には共通していることがあります。
一つ目は体を動かすこと。身体を動かすことが好きな人って多いですよね。スポーツはたくさんの趣味の中でも特に人気があります。
そして二つ目。これがこの記事の本題です。
二つ目は何かを「作る」ということ。「モノづくり」ですね。
料理もDIYも、写真を撮ることも文を書くことも。分野は異なりますが、何かを「作る」ということに関しては共通しているかと思います。
料理が趣味の人は「料理ができた時の喜び」はもちろん、「料理を作る工程が好き」という人も多いはずです。
カメラが趣味の人は1枚の素晴らしい写真を「作る」ことに楽しさを感じる。DIYも文を書くことも何かを「作る」という要素がある。
人が感じる普遍的な喜びには、どこかに「モノづくり」の要素が含まれていることが多いはずです。
なぜ「モノづくり」に普遍的な喜びを感じる?
ではなぜ人は何かを「作る」ことに喜びを感じるのか?
もちろん「できた時の喜び」がなければ「モノづくり」に対して喜びは感じないかもしれません。
ですが、「作る過程で刺激を受けることができる」ことも理由のひとつだと思います。
例えば「書道」。書道も一枚の作品を書くという「モノづくり」の要素が含まれていますね。
当メディア「カラクリジャパン」の色文字書道講師・西本賢さんはこんなことを言います。
筆って5センチの穂先があれば
しっかり地面につけた時には5センチの線になるし、
でも浮かせて書けばボールペンや鉛筆よりも細い線まで出るわけです。
思ったよりも太い線が出たり、「あーかすれてしまった」「滲んでしまった」とか
でもね、それがすごい持っている人の感覚を刺激するんですよね。
自分が思っていない線が出てくる、ということで刺激になるので
もっともっと筆をみんなに持っていってほしいです。
西本さんは筆で文字を書くことがとても刺激になるといいます。
自分が想像していた線と全く違った線になる。
書道に限らず「モノづくり」にイレギュラーはつきもの。でもそれが人の刺激になったりするんですよね。
「モノづくり」の普遍的な喜びには「完成した時の喜び」はもちろん、「作る工程」にもあるはずです。
日本の伝統工芸で普遍的な喜びを感じよう
カラクリジャパンでは日々、様々な日本の伝統技術や伝統工芸を発信しています。
現在発信しているのは色文字書道の他に折り紙や筆ペン書道。さらにこれから三味線や陶芸なども紹介していく予定です。
その中でもカラクリジャパンで紹介している折り紙はまさに手軽にできるモノづくり。折り紙1枚あれば鶴や蝶、薔薇やカエルなど様々なものを折り紙で折ることができます。
最初は上手く折れないこともあるかもしれません。ですがそれも楽しさのひとつ。その分折れた時に喜びは大きいはず。ぜひチャレンジしてみてください。
また折り紙の他にも色文字書道や筆ペン書道など様々な「モノづくり」を紹介しています。
ぜひ日本の伝統文化を知ってもらいながら、「モノづくり」の楽しさを感じていただけたらと思います。