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色文字講師・西本賢による書道教室-「雫」-
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
今回の記事は色文字書道講師・西本さんによる書道教室です。
色文字書道は年賀状のデザインにもぴったりなはず!ぜひ皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか!?
色文字書道講師・西本賢さんとは?
引用:http://sho.nishimotoken.com/about/index.html
カラクリジャパンでもおなじみ、色文字書道講師の西本賢さん。西本さんは書道家でありながら、なんとギタリストでもあります。
書道家ギタリスト、かっこいいですよね!まさにアーティストと呼ぶべき存在です!
そんなアーティストど真ん中な西本さんの描く作品は、どれも素敵なものばかり!
文字から感じるイメージによって様々な色や字体を使い分ける西本さん。
西本さんの持つ世界観から生まれる色文字作品は、まさにアートと呼ぶにふさわしい、美しい作品ばかりです!
西本賢さんが今回書くのは「雫」
西本さんが今回書くのは「雫」という文字。
漢字一文字ながら雨冠があり文字のバランスを取るのが難しい漢字です。
それでは今回西本さんはどんなことをイメージしてこの文字を書くのでしょうか?
まずは西本さんご本人の解説を見てみましょう。
今回は「雫」と書かせていただきました。
以前書かせていただきました「雲」だったりとか「曇り」に続いて
この雨冠っていうんですかね
こちらの続きの内容になっております。
今回は雫なんですけど
ポイントは、もちろんこのちょんちょんと
まあ雨が滴っているような感じ
と、今回こっちですね
ぽちょんって床から垂れていきそうな雫が
つーっと下に垂れていくような感じを雫というので表現してみました。
今回もかなり芸術的な作品になりそうですね。
ちなみに西本さんが以前書いたという「雲」はこのような作品でした。
この作品でも雨が滴っている様子が表現されていますね。
今回は同じ雨冠でも「雫」という漢字です。
西本さんはこの漢字を一体どのようにして表現するのでしょうか!?
色文字書道家・西本賢さんによる作品「雫」の書き方
こちらでも紹介しますが、動画だとさらに詳しく描き方を見ることができます!ぜひそちらもご覧下さい!
▲まずは水で下書きを書いていきます。書き順が通常の「雫」と全く違いますね。最初にちょんちょんと点を書いていき、その後下に線を伸ばしていきました。
西本さんの言う「雫がつーっと垂れていくような感じ」というのはこのことだったんですね。
▲雨冠などを書いてまずは「雫」の文字の出来上が。続いて色を塗っていきます。
▲4つの点に様々な色を塗っていく西本さん。黄色や紫に彩られた雨の滴っている感じがとても綺麗に見えます。
▲様々な色を使い丁寧に色を塗っていく西本さん。画像では分かりにくいですが銀色も使っています。
最後にひらがなで細く「しずく」と書いて作品の完成!
額に入れてさらに芸術的な作品になりました!雫がつーっと垂れている様子が分かりますね。繊細さを感じさせる作品です。前回の「雲」とはまた違った美しさを感じます。
いやぁ、今回も素晴らしい作品でした!西本さん、ありがとうございました!
色文字書道、いかがだったでしょうか?
色文字書道はどなたでも描くことができます。
色文字書道に同じ文字の形や色の混ざり具合はありません。あなたが描いた作品は世界でたった1枚だけの、あなただけの作品です!
ぜひとも色文字書道にチャレンジしてみてください!年賀状のデザインにも色文字書道はぴったりですよ!