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【三味線・弾き方】翁英八郎さんによる津軽五大民謡「津軽あいや節」を紹介
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!今回は日本の伝統楽器・三味線の演奏を皆さんにお届けいたします!
演奏者はもちろん、カラクリジャパンでもおなじみ翁英八郎(おきなえいはちろう)さんです!
津軽五大民謡とは?
今回、翁さんに演奏していただく曲は津軽五大民謡の中の「あいや節」という民謡です。ちなみに津軽とは青森県の西部のことですね。画像の赤の部分が津軽地方です。
津軽五大民謡とは、津軽じょんがら節・津軽おはら節・津軽よされ節・津軽三下り、そして今回紹介する「あいや節」の5つことを指します。
民謡は全国50,000曲以上あると言われていますが、その中でも津軽民謡は大きな特徴を持ちます。その特徴とは、歌のみならず楽器や踊りなどが加わっていることです。
YouTubeで調べてみれば分かりますが、津軽民謡では多くの歌に三味線や太鼓、踊りなどが加わっています。なので民謡ファンの中でも津軽民謡は特に人気なんだとか!確かに歌だけよりも三味線や太鼓などの楽器が入った方が、聴いてて楽しいですよね!
津軽五大民謡「あいや節」
そして今回翁さんに演奏していただくのは、今紹介した津軽五大民謡の中の「あいや節」という民謡です。
この民謡はもともと熊本県の「牛深ハイヤ節」という民謡から派生したそうで、その地域の人たちが船に乗りながら全国の港を回ってこの歌を伝えたのが始まりと言われています。ハイヤ節がなまってアイヤ節になったというわけですね。
あいや節はテンポが良く曲調が明るいのが特長です。今でいう「ノリの良い曲」ですね。もともと酒盛りの場で歌われていた民謡だけあって、聴いてて楽しくなるような曲です。
それではお待たせしました!津軽五大民謡「あいや節」を三味線演奏家・翁英八郎さんに演奏していただきましょう!
翁英八郎さんによる三味線の弾き方「あいや節」
いかがでしたか!?僕個人的には高音と独特のテンポがすごく気持ち良かったです!これはまさに酒飲みの場で演奏されそうな民謡ですね!
同じ津軽民謡の「弥三郎節」でも、全く違った印象を持ちました。こうやって聴き比べてみるのも面白いかもしれません。
翁さん、今回もとても素晴らしい演奏でした!ありがとうございました!
カラクリジャパンでは翁さんの他の演奏も紹介しています。今はまだ紹介記事が少ないですが、これからどんどんアップしていきます!どの演奏も素晴らしいでぜひご覧ください!