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十六夜とは?月の満ち欠けの名前と意味、伝統工芸での楽しみ方!

 

こんにちは。カラクリジャパンライターのメドウです。

何気なく夜空を見上げたとき、視界に入ってくる月。
日食や月食、スーパームーンなど、普段とはちがう姿を見せる月は、ニュースでもとりあげられます。

天文には興味がない人でも、満月の夜に財布を振ったり、新月の日にアファメーションをしたりという経験はあるかもしれませんね。
本や音楽、デザインなど、私たちの身近にある月と無関係に過ごしている人はいないんじゃないでしょうか?

月は満ち欠けによって様々な姿を見せてくれます。
なかでも、日本の伝統工芸では「十六夜」をイメージしたデザインが多く採用されています。

満月になることの多い十五夜にはない、美しさ。
今回は、日本の伝統工芸に見られる「十六夜」を、いくつかの工芸作品とともに紹介していきます。

 

十六夜の月とは?意味と読み方

 

 

 

十六夜は「いざよい」と読みます。
陰暦十六日の夜に昇る月を指します。
「いざよい」は「ためらう」という意味の 「いざよう」という言葉から来ています。
十六夜は満月の翌日に当たることが多く、前の晩よりも月がやや遅れて昇ります。
月の出の遅さを、月がためらっていると見立て、「いざよい」と呼ばれるようになりました。

 

 

伝統工芸で楽しむ十六夜!

 

 

 

日本の伝統工芸は、長い年月をかけて育まれてきました。
職人が受け継いできたのは技や材料だけではありません。
手仕事によって完成された工芸品には、月の美しさも伝えられているのです。

 

沈金漆箱「十六夜」

 

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引用:http://blogs.yahoo.co.jp/botsuwan/64347769.html

 

沈金の人間国宝、前史雄氏の作品。
東京国立博物館が所蔵しています。
ふたが箱におおいかぶさる構造の桐の箱に、沈金がほどこされています。
月あかりに浮かび上がる萩は、プラチナと墨で色づけられたもの。

箱の内側には十六夜の月が、おぼろげに描かれているのだとか。
幻想的な雰囲気は、まさに十六夜ですね。

 

整理たんす 十六夜

 

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引用:http://www.1kirizo.com/seiri-tansu/izayoi.html

 

すべてのパーツが新潟県産の桐で作られているたんす。
経済産業大臣が指定した伝統工芸士(桐たんす職人)が制作しています。

ほとんどの工程を職人の手作業で行うため、完成まで2カ月かかることもあるのだとか。
職人が1人前になるまでに10年以上かかるというのも、うなづけます。

こだわり抜いた木目の美しさと取っ手金具の光が、奥ゆかしい十六夜を連想させます。

 

「引箔」を用いた照明「十六夜」

 

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引用:http://www.everedge.jp/works/#!/izayoi

 

引箔は、西陣織に使われる素材です。
みつまたやこうぞといった、1万円札にも使われる高級素材の和紙がベースになっています。
和紙に金箔、銀箔、プラチナ箔や真珠、螺鈿、漆などをのせ、柄の箔を作ります。
箔は、職人の高い技術でミリ単位の幅に裁断され、西陣織のよこ糸として織りこまれるのです。

西陣織に見られるきらびやかな金や銀の色彩は、引箔によるものです。
引箔の柄は、着物の柄に合わせて様々な色と材料を組み合わせて作ります。
そのため、数えることなどできないくらい、たくさんの種類があります。

その「引箔」を使ったインテリア照明が写真のものです。

引箔の間から届く細やかな光は、見る人の心を優しい気持ちにしてくれます。
月の満ち欠けを感じ、季節の変化を愛する日本人の感性を象徴する「十六夜」ですね。

 

月の名前と満ち欠けに思いをはせてみよう。

 

 

いかがだったでしょうか?
どの工芸品も職人の技と思いが込められたものばかりでしたね。
月の名前や満ち欠けが、まだ気づいていない日本の魅力を発見できるきっかけになったと思います。

カラクリジャパンでも「十六夜」の技術を紹介しています。
ぜひごらんください。

筆ペン書道作品の紹介-「十六夜」-読み方と意味を紹介

 

 

 

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