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筆ペン書道作品「雪月花」を紹介!雪月花の意味と読み方は?
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!今日は筆ペン書道家・マリアさんによる作品の紹介!今回マリアさんが書くのは「雪月花」という文字です。
雪月花とは?読み方と意味を紹介!
この「雪月花」という言葉、あまり聞き慣れない方もいるかと思います。なのでまずは読み方と意味を紹介!
「雪月花」の読み方はせつげつか・せつげっかと読みます。意味は次の通り。
雪月花(せつげつか、せつげっか)は、白居易の詩「寄殷協律」の一句「雪月花時最憶君(雪月花の時 最も君を憶ふ)」による語。雪・月・花という自然の美しい景物を指す語である。
ようするに雪月花は自然の美しい景色を表す言葉です。「雪」・「月」・「花」と書いて「雪月花」。もう言葉から美しさが伝わってきますね。
ちなみに日本三景や日本三名園などに充てられる「雪・月・花」はこの雪月花から来ていると言われています。
日本三景
天橋立 → 雪
松島 → 月
宮島 → 花
雪月花はまさに日本の美しさを象徴する文字と言えます!昔は宝塚の組分けにも「雪」・「月」・「花」が使われていたんだとか!
それでは筆ペン書道家・マリアさんはこの「雪月花」という文字をどのように書き上げるのでしょうか!?
筆ペン書道家・マリアさんによる「雪月花」の書き方を紹介!
こちらでも紹介していきますが、動画ならさらに詳しく書き方を観ることができます!そちらも合わせてご覧ください!
▲まずは「雪」。ゆっくりと丁寧に文字を書いていきます。ペンの使いからマリアさんの慎重さがとても伝わってきます。
▲「月」は雪に比べてサッサッと書き上げました。まるでペンが紙の上で踊っているような、そんな美しいペンさばきです。
▲最後に「花」を書いて「雪月花」の完成!「花」も他の文字に負けない美しさがあります。下のローマ字もまた良い味を出していますね。
マリアさんご本人の解説
それでは、マリアさんはどんな思いでこの文字を書いたのでしょうか?ご本人の解説を聞いてみましょう。
文字もきれいであれば意味もきれいという
きれいづくしの言葉なので
そのままの意味を汲んで美しく書こうと思って美しく描いたつもりです。
太いとちょっとあんまり雅さが出ないと思って
わざと細めにすっきりとした感じで書いてみました。
皆様の思う雪月花、ぜひ書いてみてください。
マリアさんの言う通り、どの文字も細めに文字が書かれています。作品全体から上品な美しさが伝わってきますね。
そして雅さを文字で表現できるのがマリアさんの素晴らしいところ!マリアさん、さすがです!
皆さんも自分がイメージする「雪月花」、ぜひ書いてみてはいかがでしょうか!?
カラクリジャパンではマリアさんの様々な筆ペン書道作品を紹介しています。どの作品も素晴らしいのでぜひご覧ください!