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【津軽三味線】じょんから節を聴き比べよう!翁英八郎さんの演奏を紹介!
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
日々日本の伝統文化を発信している当メディア・カラクリジャパン。本日紹介するのは伝統芸能の一つ、津軽三味線の演奏です!
津軽三味線は日本で生まれた和楽器として、国内はもちろん、海外でも高い人気を誇ります。津軽三味線による美しい音色に皆さんも魅了されるはず!
津軽三味線・じょんから節
今回皆さんにお届けする三味線演奏曲は「津軽じょんから節」という曲です。
津軽じょんから節は青森県で昔から伝わる津軽五大民謡の一つで、全国の数ある民謡の中でも高い人気を誇ります。
曲名の由来は一説に…
戦国時代にいた常椽(じょうえん)という和尚さんが命を落とした川原が「常椽川原(じょうえんかわら)」と名付けられ、毎年お盆の時期に供養と慰霊のために踊られたことから「じょんから節」と呼ばれるようになった
…と言われています。曲名は和尚さんの名前からきているんですね。
じょんから節には「旧節・中節・新節」がある
津軽じょんから節には「旧節・中節・新節」の3種類があります。歌われていた時代によってこのように分かれています。
何が違うかというと曲の雰囲気やテンポなどが違います。旧節はテンポが早く、中節は旧節に比べてゆるやかに演奏されます。
そして今回紹介するのが、現在もっとも多く演奏されている新節。
もともとは同じ曲とはいえ、実際に聴いてみるとまったく違う曲に感じます。カラクリジャパンでは旧節も中節も紹介しているので、ぜひとも聴き比べてみてください!
三味線演奏家・翁さんによる演奏「津軽じょんから節(新節)」の弾き方
それではカラクリジャパンでも同じみ、三味線演奏家の翁英八郎(おきなえいはちろう)さんによる津軽じょんから節(新節)をお聴きください!
旧節・中節と比べてテンポが早く、リズムがとても心地よいですね!同じ曲でも全然雰囲気が違います。どれが良いというより、これは好みが分かれそう!皆さんはどのじょんから節が好きですか?
上のリンクから翁さんによる旧節と中節の演奏を見ることができます。ぜひ聴き比べてみてください!
カラクリジャパンでは翁さんの他の演奏も紹介しています!どれも素晴らしい演奏なのでぜひともお聴きください!