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偕楽園梅まつり2017の見頃は? 駐車場やランチ情報を紹介!
こんにちは。カラクリジャパンライターのメドウです。
毎年2月下旬になると、桜の開花予想が発表されますね。
日本人にとって、桜は思い入れの強い花です。
桜が満開の頃になると、お花見に出かける人も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待って下さい。
日本には桜の前に咲く美しい花があるんです!
古くから愛され、神社をはじめ景勝地にも植えられている花。
それは「梅」です。
日本各地に梅林はありますが、今回はそのなかでも歴史の古い偕楽園の梅林を会場にした「水戸の梅まつり」について紹介していきます!
偕楽園の梅まつり、見頃はいつ?2017年の開花情報
photo credit: rawiinyo Ume, the caller of spring via photopin (license)
梅の花が咲き始めると、春が近づいてきたように感じられますよね。
偕楽園は、茨城県水戸市にある国の名勝・史跡です。
回遊式の日本庭園があり、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の1つに数えられています。
1842年、水戸藩主であった徳川斉昭が「領民と偕(とも)に楽しむ場」として造園、偕楽園と名付けたのがはじまりです。
偕楽園は、ニューヨークのセントラルパークに次いで、世界で2番目に広い都市公園です。
敷地内には植えられた梅の数はなんと3000本!
およそ100種類の梅を見ることができ、水戸市民だけでなく全国各地から多くの観光客が訪れる梅の名所として知られています。
毎年2月下旬から3月末まで「水戸の梅まつり」が開催され、週末を中心に様々なイベントが行われます。
毎年50万人もの人出があるのだとか。
2017年の「水戸の梅まつり」は2月18日~3月31日までです。
偕楽園の梅の見頃、開花時期がいつなのか、気になるところですよね?
偕楽園の梅の見頃は種類によって変わる!?
photo credit: Tokutomi Masaki 春の青春18きっぷの旅 偕楽園の梅まつり・龍ケ崎散歩 2016年3月8日 via photopin (license)
2017年2月24日現在、全体の83.3%にあたる2,239本開花しました。
早く行かないと終わっちゃうように感じるかもしれませんね。
偕楽園には2月上旬から3月中旬頃まで楽しめる「中咲き」の梅、3月上旬から4月上旬頃に見頃を迎える「遅咲き」の梅があります。
つまり、梅まつりの期間中、さまざまな梅を見て楽しむことができるんです!
偕楽園の梅まつり、夜は花火とライトアップも!
引用:http://www.ibarakiguide.jp/seasons/umeiro/mito_ume/event.html
昼間でも梅を楽しむことができますが、おすすめは夜です。
梅が最も見頃を迎える3月3日から20日頃までの18時から21時まで、6品種の梅がライトアップされるんです!
ライトアップを見るなら、日没直後がおすすめです。
完全に暗くなる前の青い空を背景に、17時頃から少しずつ灯されるライトに照らされた梅が一段ときれいに見えるんです。
また、1年に1日だけの「夜梅祭(よるうめまつり)」も開催されます。
毎日ライトアップされている梅だけでなく、この日は「夜梅キャンドルアート」と題したライトアップも見ることができます。
西の内和紙を使用した赤やオレンジのキャンドルが、梅の花の形に並べられたアート。
偕楽園の孟宗竹を使用した竹のドームなどが登場し、会場は幻想的な雰囲気に。
たくさんの屋台が出るほか、表門からはガイド付きで夜の偕楽園を散策できるナイトウォークも行われます。
フィナーレには打ち上げ花火も楽しめ、デートにぴったりのイベントです。
今年の夜梅祭りは3月11日(日)の18時から21時です。
3月4日(日)には弘道館でも開催されます。
偕楽園の梅まつり、ランチを食べるところはある?

photo credit: Tokutomi Masaki 春の青春18きっぷの旅 偕楽園の梅まつり・龍ケ崎散歩 2016年3月8日 via photopin (license)
偕楽園にはランチを食べられるお店が2か所あります。
千波湖畔にある「とう粋庵 (とうすいあん)」は料理のレベルが高いと評判です。
なかでも人気なのは、ランチタイム限定の「黄門料理」(要予約)です。
医食同源の考え方に基づき、茨城や水戸の食材がふんだんに使われています。
常磐神社のそばには「偕楽園レストハウス」もあります。
水戸光圀が日本で初めて食べたとされるラーメンを、現代風にアレンジした「光圀ラーメン」が楽しめます。
どちらも食事時には、混雑するようです。
エリアは限られていますが、園内でも敷物を広げてもOKな場所もあります。
お弁当を持参で、ピクニック気分でと梅を楽しむこともできます。
食事処の他にも、駐車場周辺にたくさんの屋台が並びます。
車で行かれる場合は、屋台でお祭り気分を味わって、車内で落ち着いてランチにすることもできますよ。
偕楽園の梅まつり、入場料はいくら?
Photo Credit: x0081 Flickr via Compfight cc
「領民と偕(とも)に楽しむ場」という名前が示すとおり、無料です。
日本三大名園の中で入園料金がかからないのは、偕楽園だけなんですよ。
(園内の木造建築・好文亭は有料です)
偕楽園梅まつりへのアクセスは?駐車場はあるの?
偕楽園周辺には1000台以上の駐車場が点在しています。 「じゃあ車で!」と思ったあなた、駐車場選びには注意が必要です。
なぜなら、偕楽園への車でのアクセスは、予想しているよりも混雑するのです!
少しでも楽に駐車場が確保できればいいのですが、長距離ドライブや渋滞にはまってしまった場合は、トイレに行きたくなりますよね。
トイレがある駐車場は、以下のとおりです。偕楽園から徒歩7分から15分の激戦になる駐車場もあります。到着は朝の6時から7時台を目指しましょう。
偕楽園・桜山駐車場1(274台)
偕楽園・桜山駐車場3(70台)
千波湖西駐車場 (159台)
千波湖D51駐車場及びふれあい広場(150台)
千波湖湖南坂駐車場(40台)
偕楽園下駐車場(200台)
千波湖中央北駐車場(100台)
いずれも8時から駐められますが、1日500円ほどかかります。
また日中の営業なので、夜梅祭の時間帯までは駐車しておくことができません。
車でのアクセス
常磐自動車道水戸ICから国道50号線と県道30号線経由で約20分。
北関東自動車道からは、茨城町東ICを下り、国道50号線と県道180号線経由で約20分。
または、水戸南ICから国道50号線と県道50号経由で約20分です。
梅まつり期間中の日曜日は9時から16時までは交通規制が行われるので、注意が必要です。
梅まつり期間中の偕楽園へのアクセスは、電車がおすすめです。
梅まつり期間の土日祝日には、臨時で偕楽園駅が開設され、9時10分から15時30分までは電車が停車します。
偕楽園駅からは徒歩3分で偕楽園へ行けてしまいます。
期間中には「梅酒祭り」や「地酒祭り」などのイベントも行われるので、アルコールがお好きな方は、電車の方がいいですね。
電車のアクセス
JR常磐線・偕楽園駅下車。
東京、品川駅から直通の「上野東京ライン」なら、乗り換えなしで到着できます。
電車でのアクセスでも、車でのアクセスでも、偕楽園に入るのに便利なのが、「東門」です。
もちろん、混雑します。
混雑を避けるには、「南門」や「表門」から入るのがおすすめです。
ゆっくりと梅を鑑賞できますよ。