日本だけ!?食事前の「いただきます」の意味とは?
こんにちは!カラクリジャパンライター世之介です!
日本にいると、なかなか自国の伝統文化や慣習について知る機会がありません。海外の生活を知って、初めて「あ、これ日本だけだったんだ」と気づくことがありますよね。
日本独自の文化といえば、食事前に手を合わせて言う「いただきます」。私たちにとっては当たり前でも、海外の人からすると驚く人が多いそうです。
・・・ではみなさんに質問です!
「いただきます」の本当の意味、ご存知ですか?
今回は日本の慣習の一つである「いただきます」の意味について紹介していきます!
いただきますは日本独自の文化
手を合わせて「いただきます」という日本の文化。この「いただきます」には「料理を作ってくれた人への感謝」という意味が込められています。皆さんも小さい頃、親や学校などで教えられましたよね。
しかし海外では、このように作ってくれた人への感謝を言う国はあまりないそうなんです!
料理を作った人が「召し上がれ」と言ったり、作ってもらった側の人が「食べるよ」と言う国はありますが、作り手への感謝を伝えるのは、日本独自の文化なんですね。これは日本の誇れる文化だと思いませんか?
そして「いただきます」の意味は、実は作り手への感謝だけではないんです!
「いただきます」の意味
では「いただきます」には他にどんな意味が込められているのでしょうか?
それは「食材の命を頂く」という意味です。
動物や野菜の命を頂くことによって、自分たちが生きることができます。「いただきます」には動物や野菜の命への感謝が込められているんですね。
・・・と頭では分かっていても、なかなか心からそう思うのは難しいですよね。なんせ食事を食べるのは生きていく上で当たり前のことですから。
でも、一度考えてみてください。
もしも自分がその命を頂くことがなかったら、その命は続いていたんです。
「自然の摂理だ」と言えばそれまでですが、僕たちはたくさんの命を頂くことで生きることができていると言えます。そう、人間は他の動物の命によって生かされているんですね。
それを考えると、「いただきます」をもっと大事にしていこう、と思うのは僕だけでしょうか?
いただきますを大切にしよう
人間にとって食事を摂るのは当たり前なので、食事に対する感謝の気持ちを忘れがちになります。また、食事のマナーを大切にする気持ちも分かりますが、それよりももっと大事なものがあります。
「いただきます」
私たち人間は他の命のおかげで生かされている。このことを日々忘れないように心がけたいですね。