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彼岸花の花言葉は怖い?不吉な別名には悲しい話がかくされている?

 

こんにちは。カラクリジャパンライターの梅グミです。

 

日本の秋を彩る花のひとつに、お彼岸の頃に咲く「彼岸花」があります。

 

外国人観光客には人気の高い彼岸花ですが、不吉なことを連想させる別名もあり、日本ではあまり好まれない傾向があるようです。

 

今回はそんな彼岸花の花言葉と、ドキッとする別名を調べてみました。

 

 

彼岸花とは?不吉な花と言われているけど、本当のところは?

 

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彼岸花という名前そのものが、あの世を連想させますよね。

お彼岸の頃、墓地に咲いている真っ赤な彼岸花を見かけた人もいるのではないでしょうか。

死を連想させるから、縁起が良くない、不吉なイメージが付いてしまっているのかもしれません。

 

彼岸花が墓地に多く植えられているのには、理由があるんです。

 

むかしは人が亡くなると墓地に直接、埋葬されました。

そのため、土の中で生活するモグラなどが遺体を荒らすことが多かったのだそうです。

 

それを防ぐために植えられたのが彼岸花です。

彼岸花には毒があるため、モグラなどの生物を寄せ付けない効果があります。

 

彼岸花は、ご先祖さまの遺体をを守ってくれていたんですね。

 

 

彼岸花には毒が!触ると危険な場所はどこ?致死量はどのくらい?

 

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地方にお住まいの方は、彼岸花を田んぼのあぜ道で見かけることもありますよね。

身近に彼岸花が咲いているとなると、触ってしまう機会もゼロとは言い切れません。

 

彼岸花の毒はどこにあるのでしょうか?

 

彼岸花の毒は、花、葉、茎、根…要するにすべての場所に毒があるんです!

 

彼岸花はすべての部分に毒性物質が含まれる全草有毒(ぜんそうゆうどく)の植物なんです。

 

特に毒製物質が多く含まれるのが「鱗茎(りんけい)」と呼ばれる球根です。

 

鱗茎とは鱗(うろこ)に似たかけらがいくつも重なり合い、球のようになった根を指します。

彼岸花は花が終わり葉や茎が枯れた後も、鱗茎が土の下に残り、何年も花を咲かせ続けるんです。

 

けれども、必要以上に彼岸花を避ける必要はありません。彼岸花は触っても、問題はないんです!

 

彼岸花の毒は口に入れたり、食べたりすることで、身体に影響をおよぼします。

 

万が一、彼岸花を口にしてしまった場合、どんな症状が出るのでしょうか?

 

彼岸花にはリコリンというアルカロイドの一種である毒が含まれています。

 

リコリンを摂取すると、嘔吐、下痢、呼吸困難を引き起こし、死にいたることもあります。

 

彼岸花の鱗茎ひとつに含まれているリコリンの量は15mg程度と考えられています。

 

人がリコリンを摂取した場合の致死量は10gなので、およそ667個と大量に食べなければ、死ぬことはありません。

 

ちなみに、モグラやネズミなどの小動物にとっては、球根ひとつで1500匹分の致死量に値します。

彼岸花が墓地に植えられていたのは、理にかなっていたのですね。

 

彼岸花は触っただけでは害がありませんが、口にしてしまった場合は、健康を損なうおそれがあります。

 

彼岸花を触った手で何かを食べてしまったら、体内に毒が取り込まれてしまうこともあるかもしれません。

 

彼岸花を触ったらしっかり手粗いし、小さな子どもやペットがいる場合は、近づかない方がいいですね。

 

 

赤、白、黄色。色それぞれで変わる彼岸花の花言葉はなに?

 

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赤い彼岸花の花言葉は

 

  • 情熱
  • 独立
  • 再会
  • あきらめ
  • 悲しい思い出

 

「悲しい思い出」という花言葉は、墓地に植えられていることからついた花言葉という説があります。

「情熱」という花言葉は、目の覚めるような赤い彼岸花にぴったりですよね。

 

白色の彼岸花の花言葉は

 

  • また会う日を楽しみに
  • 想うはあなた一人

 

こちらの花言葉も考えようによっては、故人への思いを感じるような気がしてしまいます。

白にふさわしい素直でまっすぐな思いをイメージさせる花言葉ですよね。

 

黄色の彼岸花の花言葉は

 

  • 追想
  • 深い思いやり
  • 陽気
  • 元気な心

 

悲しみを乗り越えたあとの少し前向きな気持ちがイメージできますよね。

「陽気」という花言葉は黄色のイメージにぴったりです。

赤い彼岸花の花言葉とは、少しニュアンスがちがいますね。

 

 

花言葉からは想像もつかない、本当に怖いものばかりの彼岸花の別名

 

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彼岸花にはたくさんの別名があります。その数は1000をこえるとも言われています。

人によっては、彼岸花という名前ではなく別名で呼んでいる人もいるかもしれませんね。

 

そんな彼岸花の別名ですが、怖いものがちらほら。

そんな別名がついた背景も紹介します。

 

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

 

有名な別名ですよね。

曼珠沙華はサンスクリット語で「天界の花」という意味です。

うっかり死後をイメージしてしまいそうになりますが、天界に咲く花は良いことの前兆

おめでたいことが起こるときに、天から花が降ってくるという話が仏教の経典に書かれているんです。

 

また、曼珠沙華には「見る人の心を柔軟にする」 という意味もあるようです。

 

 

死人花(しびとばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、地獄花(じごくばな)

 

気味の悪い別名ですね。

お彼岸はあの世とこの世が通じるとされる時期。

そんなときに咲く彼岸花ならではの別名かもしれません。

 

毒花(どくばな)、痺れ花(しびればな)

 

彼岸花に毒があることを知らせる別名ですね。

 

むかしは、非常食として彼岸花を食べなければならないこともありました。

彼岸花の毒は水にさらすと抜けるため、水で毒抜きをした後、球根を食べていたようです。

 

しかし、毒があることにはかわりありません。

何も知らない子どもが誤って食べないように、近づかせないようにするための名前だったと考えられています。

 

 

天蓋花(てんがいばな)、狐の松明(きつねのたいまつ)、狐花(きつねばな)

 

天蓋とは上の方をおおう装飾のこと。

いずれも、花の形や色が連想させる別名ですね。

 

 

 葉見ず花見ず(はみずはなみず)、捨て子花(すてごばな)

 

「葉見ず花見ず」ちょっと耳慣れない別名ですよね。

彼岸花は花の咲いている時期には葉がありません。そして、葉をつけている時期には花がないのです。

 

彼岸花のサイクルは、芽が出て茎が伸びて、花が咲くという一般的な植物のサイクルとはことなります。

彼岸花は茎がまっすぐ伸びた後、花が咲きます。

そして、花が散ると、葉が出てくるのです。

 

同じ理由で「捨て子花」という別名があります。

葉を親に見立て、葉(親)に捨てられた花=捨て子花という別名が生まれました。

 

 

彼岸花は海外で人気!「日本の秋の絶景」として感動を呼んでいる

 

 

日本では敬遠されがちな彼岸花ですが、海外では人気があります!

 

毎年、埼玉県日高市で行われる「巾着田曼珠沙華まつり」を紹介した動画は、YouTubeでの再生回数が5万回を越え、海外からもコメントが寄せられています。

 

巾着田曼珠沙華公園は、彼岸花の群生地として日本最大と言われています。

ぜひ、美しい彼岸花の景色を眺めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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