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【職人巡り旅】手仕事で心を動かす家具職人KOMA代表松岡茂樹さん
こんにちは。カラクリジャパンライターの梅グミです。
今回、巡り人・こまのさんが訪ねたのは、木製家具をつくる職人の工房「KOMA」。
若い職人さんたちがひとつひとつ手仕事で家具を生み出す小さな工房です。
KOMAの家具に対するこだわりや家具職人という仕事について、代表取締役で家具職人の松岡茂樹さんにインタビューしました。
手仕事でお客さまの心を動かす本物の家具づくりをする職人集団KOMA
KOMAは、上質の家具をひとつひとつ手作業で妥協なくつくっている家具職人の集団です。
若手を中心にした職人さんは10人にみたない小さな工房でありながら、10年以上本物志向にこだわり、さまざまなところで受賞するなど高い評価を得ています。
うまいへた一発でわかる世界だから、成長も見てすぐわかる
昭和の職人気質の人たちに囲まれてしていた修行は「こわかった」のだそう。
「こいつに勝ったらあいつのポジションください」みたいな勝負させてもらったことも何回かある
大手メーカーには作れない、長く愛される美しい家具づくりにこだわる
KOMAの家具は作業の多くを手でしています。
それでも、ひとつひとつつくるクオリティを保ちながら、1点ものよりコストを下げたいそう。
イスは人が体を預けて座るもの。
身体が触れる面積が多いからこそ、「シビアだ」と松岡さんは言います。
手で削るからできる
KOMAのお客さんのなかには、購入した家具のことを「うちの子」と呼んでくれる方もいるのだとか。
世界一の家具職人、歴史に名を残すものづくりを目指して
「1番になりたい。なんだったら1番になれるかな」と考えたとき、「これだったらいける」と思ったのが、家具でした。
空間を勉強していた松岡さん。
建築では作品をつくろうと思っても、クライアントがいないとつくれない。
建物の場合、よほどの実績がないと思うような作品を作ることは厳しいと言います。
成り上がりの道筋見えたんだよね
いいものを買って、使ったり見たりが勉強になる
他には、つくれなかったものがつくれるようになったり、思い浮かばなかったもの思いついたり、スキルアップを実感したときにやりがいを感じるのだとか。
展示会や店舗で、KOMAにしか出せない家具の魅力を発信中
この他にもホームページの構築やどう発信するかの計画も手がけているとか。
花に座る。葉っぱに手を置く。そんなイメージで家具をつくっているそう。
売り場もつくるにおいがするところがいい
お客さんと直に話すってことはしない でも、意見はすごく大事にしてる つくりたいと思う家具は今つくる 誰も真似できない家具とかはつくりたいな 松岡さんたち職人集団がつくった家具はこちらで見られます⇒家具工房直営店【KOMA shop】 合わせて読みたい記事