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日本の文化財を守る宮大工とはどんな仕事?宮大工になるにはどうしたらいい?

 

こんにちは、カラクリジャパンライターのユキガオです!

 

宮大工(みやだいく)という職業をご存知ですか?

 

神社・お寺といった木造建築物の建築・修繕・解体などを手がけるのが、宮大工と呼ばれる人の仕事です。京都や奈良など、古い文化財が多い地域では有名かもしれません。

 

そんな宮大工について、「どんな仕事をしているのか?」「どうやったらなれるのか?」調べてみました!

 

 

宮大工の歴史は飛鳥時代

 

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宮大工はもともと、飛鳥時代に朝鮮からやってきた僧侶が飛鳥寺(奈良県)を建てたのが始まり。

 

この朝鮮からやってきた僧侶は聖徳太子にも技術を教え、その結果、法隆寺建立にいたったとも言われています。

 

かつて寺社仏閣を「お宮さん」と読んでいたことから、「宮大工」という名前がついたようです。

 

今のように大工という職業ではなく、僧侶らが自ら寺社仏閣の建築や修繕を行っていたんですね。

 

 

宮大工の仕事とは?

 

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宮大工の仕事は、先ほどもお伝えしたように「寺社仏閣などの木造建築物を建築・修繕する」といったお仕事ですが、他の大工とは異なる点があります。

 

それは、「木組み」という工法を習得しているという点です。

 

地震の多い島国・日本では、建築物は地震に耐えるように作らなくてはなりません。そこで昔の寺社仏閣は釘をほとんど使わずに組み立てる「木組み」という工法が用いられているんです。

 

この木組みは、木自体に凹凸をつけてそれをはめ合わせることで建物を組み立てていくというもの。

 

宮大工は、木組みによって建てられた建物を修繕することになりますので、通常の建築物とは違った知識や技術が必要となります。

 

その技術は、「選定保存技術」として国からの認定があるほど貴重なものです。

 

その特殊な技術を用い、重要文化財など歴史ある建造物の補修・修繕工事などを行う宮大工。

 

材料となる木材は大きく、高価なものであることが多いため、責任も大きい仕事です。

 

一般的には、一箇所にとどまって仕事をするのではなく、日本全国を渡り歩いてあちこちの建築物を手がけていくのだそう。

 

そのような働き方であることから、「渡り大工」という呼び方もされます。

 

 

宮大工になるにはどうしたらいい?

 

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特殊な技術をもつ宮大工。伝統建築物に携われるということで、憧れる人もいるのではないでしょうか?

 

宮大工として働くためには、寺社仏閣の修繕などを手がける工務店に就職する必要があります。

 

しかし、そのような工務店は一般的な工務店より少ないという難しさも。

 

また、就職してからは職人さんのもとで修行を積むことになります。その中で「木組み」の工法を習得していくのです。

 

宮大工になるためには、専用の資格が必要というわけではありません。大工として「建築大工技能士」の資格がありますが、最終的には現場で学んで身につけた技術が必要になってくるんだそう。

 

現在は、宮大工に特化した専門学校もありますので、そこへ進学して学ぶという手段もあります。

 

歴史的建造物に携わるということで、工法などの技術的な面だけでなく、歴史そのものについても学んでおいた方がいいでしょう。

 

 

日本の歴史を繋いでいく大切な職業

 

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Photo credit: imp98 via Visualhunt.com / CC BY-NC-SA

 

今後、新しい寺社仏閣の建築は多くないと考えられます。

 

しかし、今ある歴史的意義のある木造建築物を後世に伝えていくためにも、宮大工という仕事は欠かせません。

 

特殊な技術が必要なため、誰でも簡単になれる仕事ではないからこそ、やりがいも大きい職業。

 

宮大工の方々がいるからこそ、今もこうして様々な寺社仏閣を保存し続けることができているのです。

 

そういった目線で参拝に行ってみても面白いかもしれませんね。

 

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