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能楽とはどんなもの?初心者にもわかる能楽の成り立ちをご紹介

 

こんにちは、カラクリジャパンライターのユキガオです!

 

能楽(のうがく)を鑑賞したことはありますか?

 

ユネスコに「世界無形文化遺産」として認定され、現存する舞台芸術の中では世界最古とされる能楽。

 

日本版ミュージカルとも言われていますが、難しそうなイメージもあって鑑賞したことがある人は少ないのでは?

 

そこで今回は、能の歴史や成り立ちについて、初心者でもわかるようお伝えします!

 

 

能楽とは?

 

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Photo credit: filmmaker in japan via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND

 

能楽というのは「」と「狂言」を合わせた舞台芸術です。歌舞伎についで、世界に知られているとも言われます。

 

能は悲劇的なものが多く、主に歴史上の神話を能面をつけて演じる歌舞劇。狂言は、日常の滑稽な部分を題材にした寸劇です。

 

この二つを交互に演じたりそれぞれ独立した形で演じているのが、能楽と呼ばれるもの。

 

能には250ほどの物語があり、それぞれを歌やセリフ、舞、お囃子などで表現。さらに「地謡(じうたい)」と呼ばれる人たちがコーラスで盛り上げます。

 

また、能面をつけて演じられるのも能楽の特徴。表情の読みづらい面は、光の当たる角度を変えて表情を演出するんだとか。とても奥の深い演出ですよね。

 

 

能楽のルーツは観阿弥・世阿弥

 

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そんな能楽のルーツは、農民が田植えの際に行った田楽という踊りと、寺社の祭礼などで演じられた猿楽という余興にあります。

 

猿楽はもともと奈良時代から「散楽」として、物真似や曲芸、舞踊などさまざまな芸を演じていたもの。その演者が各地の寺社に分散して祭礼などで演じられるようになったのです。

 

その後、観阿弥・世阿弥の親子が南北朝時代〜室町時代にかけて「能楽」として大成させたと伝えられています。

 

当時の将軍から絶大な支援を受けた観阿弥・世阿弥は、能楽を芸術としての域まで高め、現在まで伝わる形へと発展させたのです。

 

この頃に多くの曲が作られ、今でも演じられているといいます。

 

 

能楽に出てくる役柄は4つ

 

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能楽で登場するのは大きく分けて4つの役柄。

 

まず主人公である「シテ」は、主に神様や亡霊という生身の人間でない存在として面をつけて演じられます。ワキや子方(こかた)、地謡の役を担当することもあります。

 

次に「ワキ」と呼ばれるのは、シテの相手方として登場する生きた人間(男性)役であることが多いのだとか。こちらは面をつけずに演じられます。

 

囃子方」は、笛・小鼓・大鼓・太鼓の4種類の楽器を演奏する役目。各楽器ごとに担当が決まっています。

 

最後に「狂言方」ですが、こちらは「アイ」という役をつとめます。アイはシテが退場している間に物語を語ったり、場をつなぐ存在として劇中に登場します。

 

これら4つの役者はそれぞれ、自分の専門としている役のみを担当することになります。

 

初心者はまず自分の視点で楽しもう!

 

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Photo credit: Bondikov Photography via Visual hunt / CC BY

 

能楽は歴史ある伝統芸能ですから、やや難解でとっつきにくいようなイメージがあるかもしれません。

 

しかし、初心者でもその場の雰囲気を楽しみながら鑑賞することはできます。

 

演目の内容を先に予習しておくのがベターですが、予習していなくても開演してから気になるポイントに注目して観てみるといいでしょう。

 

誰か一人の役者をずっと目で追ってみてもいいですし、音楽や衣装など、能楽を構成する要素の一部分に着目して鑑賞してもいいですね。

 

日本に現存する貴重な伝統芸能ですから、「能楽を観に行ったことがない」という方も、機会があればぜひ観に行ってみてくださいね!

 

 

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