複数ある記事の中から目を止めていただきありがとうございます。当サイトを運営しております、年250件出張族トラベラーのUmiです。この記事は、実際に足を運んだオススメのお店を私のリアルな感想を元にお届けしています!
コメダ珈琲店と言えば、名古屋発祥のフルサービス型喫茶店。1968年に喫茶文化の根強い名古屋を中心にオープンし、現在では全国800店舗以上を展開する大人気店となりました。
そのコメダ珈琲店の新しい取り組みとして生まれたのが今回ご紹介する、東銀座に店を構えるプラントベース(植物由来)の喫茶店「KOMEDA is □」です。食事だけではない、お店に込められた思いや魅力についてもお伝えしていきたいと思います。
目次
外観
歌舞伎座を左手にみて道沿いにまっすぐ歩くと数分でお店があります。お洒落な室内が見える大きな窓に「KOMEDA is □」の表記があり、通り過ぎる方たちの中にも思わず足を止めている方も見かけました。
入口は、ビルの中の突き当たりにあります。コメダ同様、こちらの店舗もレンガ造りの壁にグリーンの蔦が絡まっているのが特徴的です。
内観
店内は、大きな窓から日差しが入り、明るく温かみを感じる空間です。席数は、多いのですが席同士の間隔が広々と取られているのでとても解放感があり、居心地良く過ごすことが出来ますよ。
テーブル席やカウンター席のみではなく、仕切りのついた席も用意されていて、コンセントも完備しているのでデスクワークや自分の時間を過ごしたい方にも利用しやすい環境です。更にお店の方々がとても丁寧で気配りが出来る方ばかりなのも快適に過ごせる大きなポイントの一つかと思いました。
こだわりのお店づくり
創業以来「くつろぐ、いちばんいいところ」を目指してきたコメダらしさに加えKOMEDAisでは、「サスティナブル」な空間作りにもチカラを入れているのでご紹介していきます。
元々は、物流で荷物を載せる荷役台として使われた古材からできているそう。それを剥がして裁断したものを重ね合わせていくことで、木の皮のような風合いを出しているとの事でよくよく見ると、様々な色味や形の木材が組み合わされていました。
水草や自浄作用のある生物を入れたビオトープは、地球の循環を表現しているそうです。
高千穂の火山灰とコメダ珈琲店で出たコーヒーかすを混ぜ込んだ素材を利用して作られています。
よくよく見ると異なる色のガラスが混じり合い、他にはマネできないデザインになっています。
吹きガラスの製作工程で生まれた廃棄予定のガラスを取り集め、ガラスを再生し生まれ変わったものだそう。普通なら廃棄されてしまっているものたちに着目し、リユース、リサイクルを活用したお店づくりに取り組んでいるのも魅力的だなと感じました。
KOMEDA is □とは?
“美味しいコーヒーと落ち着ける空間で、日々の生活に「くつろぎ」を提供する”という、従来のコメダのモットーを引き継ぎながら、「地球とくつろぐ喫茶店を」と言う新しいコンセプトを加えた新業態店舗です。温室効果ガスや資源消費を抑える為の選択として、「お肉を休む日を、つくろう。」というメッセージを発信しており、店内では植物由来100%のメニューを頂くことができます。
店名の由来は?
お店のメニューの主原料となる米+大豆(コメ・ダイズ)に由来するユニークなもので、その後に続く「□」には、皆さんならどんな言葉を入れたいだろうか?
そこには、コメダで過ごす時間にお客さまが感じる、「魅力や価値」を表わしているとの事。例えば、relaxing. delicious. creative. comfortable…など、「□」に入る新しい魅力をどんどん作っていくと共に、人々のくつろぎの幅をもっと広げていきたいという想いが込められているそうです。
客層
コメダ同様にファミリー層やカップル、おひとり様、男性、女性同士など、老若男女とわず様々な方が利用されていました。お店の方にお話を聞いたところ、プラントベースと気づかずに来店されるお客さんも多いそうです。それだけ、違和感なく日常使いしやすいお店だと言うのもリアルに利用してみて納得ができました。
注文画面にも、多様な考え方の人に向けて所々に配慮がありました。例えば、メニューによっては、「同じ工場で卵・乳を使用」との記載があり、アレルギーや100%ヴィーガンの方にも選択しやすくなっています。(食品を製造する際に、意図せず混入してしまう可能性がある為)
メニュー内容
<人気のべっぴんバーガー>
- アボ照り(ポテト付) 1280円
- curryマヨ(ポテト付) 1280円
- misoチーズ(ポテト付) 1280円
- タルタルwasabi(ポテト付) 1280円
- soyハムカツホットサンド 1180円
<スイーツメニュー>
- もっちりフルーツ 1360円
- シロノワール 880円
- いちごのフルーツサンド 790円
<幅広いドリンクメニュー>
- コメダブレンド 650円
- カフェインレス 650円
- 豆乳ウインナーコーヒー 750円
- ジェリコオリジナル 700円
- コーヒーフロート 800円
人気のべっぴんバーガーとは?
ふわふわな米粉入りバンズに大豆と発酵調味料を使ったコメダイズこだわりのパテをサンドした全4種類のハンバーガーメニューがあります。
サクッと揚げられたパテは、魚のフライの様な食感をしています。海苔やわさびの風味が効いたタルタルソースがたっぷりサンドされており、新感覚のハンバーガーです。バーガーには、米油で揚げらたポテトが付いてくるのでボリューム感あり食べ応えがありました。
コメダイズの好きなメニューベスト3に入るほどお気に入りのメニューです!
パンの中には、独自に作られたsoyハムを使用したフライにピクルスとマスタードマヨ、キャベツがサンドされています。実は、食べる前は、soyハムってあまり期待していなかったのですが1度食べて以来、イメージがガラッと変わりました。
味やボリューム感共に男性やヴィーガンではない方にも満足してもらえる1品かと思います。
分厚いトーストの上には、豆乳チーズとソイハム、トマトソースなどがのっています。見た目からは、想像できないくらい熱々なので食べる際は、火傷に気を付けて下さいね。
コメダと言えば、外せないのが名物「シロノワール」
オープン当初、「シロノワール」の販売をしていなかったのですが希望する声が寄せられ、およそ1年かけて原材料を全てプラントベースとした「プラントベース シロノワール」を完成させました。メープルシロップやソフトクリームが染み込みやすくなる様に職人が改良に改良を重ね、生地を手作業で折りたたみ、64層に仕上げて作ったデニッシュパンとの事。
コメダの店舗でも何度も食べたことがあるのですが実際、プラントベースのものを食べてみてそのクオリティに驚きました。初めの頃、豆乳ベースだったソフトクリームも現在は、アーモンドミルクを使用しており、更にリッチな味わいでシロップやデニッシュ生地とも、とてもマッチしています。
通常のシロノワールとも違いがほとんどわからないほどの美味しさなのでぜひ、コーヒーと共に試して頂きたいメニューです!
提供するコーヒーの「コメダブレンド」には、100%アラビカ種のサステナブルなコーヒー豆を使用しています。また、「コメ黒」には、レインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園のコーヒー豆を使用した「レインフォレストシティロースト」と、ブラジル最上級の豆を仕様。
これらのスペシャリティコーヒーはサイフォンを使って抽出されるという点もお店ならではの特別なこだわりとなっています。
コメダならではのモーニングセット
7:00〜11:00までは、モーニングセットが頂けて、お好きなドリンクにトーストとトッピングをサービスしてもらえます。トッピングは、ジャム、小倉あん、豆乳クリームチーズ、ミネストローネから選べます。
プラントベースのカフェなので通常のコメダの様にゆで卵は付いていないですがサイドメニューでフレッシュミニ、キャロットラペ、soyヨーグルトから各280円で追加する事ができますよ。
コメダ初のアルコール提供
<11:00〜closeまで>
- オリジナルフルーツリキュール 890円
- グラスワイン 650円~
- 香るエールビール 690円~
- 角ハイボール 690円
厳選した完全植物由来のワインをはじめ、フルーツを長時間漬け込んだオリジナルリキュールなどもあります。お酒に合うおつまみなどもあるのでカフェ利用とは、違う楽しみ方ができるのもオススメポイントかと思います。様々なシーンに合わせて使い分け出来るお店かと思うのでぜひ、お試し下さい。
店舗情報
住所 | 東京中央区築地1-13-1銀座松竹スクエア1階 |
営業時間 | 7:00~23:00(ラストオーダー22:30) モーニングサービス7:00~11:00/アルコール提供11:00~23:00 |
電話番号 | 050-5872-6273 |
定休日 | 年中無休(年末年始は異なる場合もあり) |
席数 | 68席 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 | なし |
https://www.instagram.com/komeda_is/ |
最後に
いかがでしたでしょうか?コメダならではの居心地の良さに加え、環境や身体の事も考えられたメニューが頂ける「KOMEDA is □」プラントベースに興味を持たれる方の入口も環境、健康、動物愛護など様々かと思います。
私自身、プラントベースに興味を持ったきっかけは自分の健康面でした。ですがどうしても味に関しては、肉や魚、乳製品を使用した方が美味しいと感じる事もありますし、周りでもプラントベースは、美味しくないとか味気ないという声もよく耳にしていたんです。
「美味しい」から「また食べたい」という気持ちになりますし、美味しくなければいくら健康や環境を考えた選択としても日常的には取り入れられずらいと感じていたんです。
だからこそ、そんな想いにも寄り添う様な「美味しい」を追求しつつ、プラス@で「お肉を休む日を、つくろう。」と言うコメダイズの想いの部分にとても共感が持てました。世界で食の多様化が進む中、日本から発信するコメダブランドの新たな食のスタイル。
通常のコメダと比べると少し値段は高めの設定ではありますが気軽にプラントベースをライフスタイルに組み込むきっかけになるのではないでしょうか。今後の展開にも目が離せないお店の一つです。
※記事内の情報は執筆時点のものです。営業時間、メニュー等は正確な情報と異なる場合がございますので、最新情報は直接店舗にお問い合わせください。
- この度、インスタグラムのアカウントと写真のサイトへの掲載を許可して頂いた、「KOMEDA is □」様に感謝致します。